BGP allowas-inとは
BGPのallowas-inコマンドは、BGPピアから学習したルートのASパスに自分のAS番号が含まれていても、そのルートを許可するための設定です。通常、BGPではASパスループ防止のために、自分のAS番号がASパスに含まれるルートは無効として破棄します。しかし、allowas-inを使用すると、自分のAS番号が含まれている場合でも、そのルートを受け入れることができるようになります。
通常のASパスループ防止の動作
BGPは、ルートがループして無限に回らないように、ASパスループ防止メカニズムを持っています。このメカニズムでは、ルートのASパスに自分のAS番号が含まれている場合、そのルートは無効と見なされ、破棄されます。これにより、同じAS内でルートが何度も繰り返し伝播されることを防ぎます。
allowas-inの設定
基本構文
自身のAS番号が含まれているルート情報を許可します。
Router(config-router)#neighbor address allowas-in [count]
コマンド 内容 count 自身のAS番号のルート情報を許可する数を指定します。
設定例

現状、Router4で1.1.1.1のルート情報は受信していません。

allowas-inコマンドを使用します。
Router4(config)#router bgp 65001
Router4(config-router)#neighbor 192.168.34.3 allowas-in
自信と同じASからアドバタイズされているルート情報について受信することが出来るようになりました。
