Cisco ロギング設定

デフォルトのログ設定

デフォルトのログ設定を下記に示します。

コマンド内容
コンソールへのシステムメッセージのログ記録有効
コンソールの重大度デバッグ
ログファイルの構成指定なし
ログバッファサイズ4096
ログ履歴のサイズメッセージ1件
タイムスタンプ無効
同期ログ無効
ログサーバー無効
SyslogサーバーのIPアドレス設定なし
syslogサーバーのfacilitylocal7
syslogレベルの重大度info
構成変更ロガー無効

システムメッセージのログ設定

メッセージ ログを無効にするには以下コマンドを実行します。
Switch(config)# no logging console

ログバッファサイズの変更

ログバッファサイズを変更するには以下コマンドを実行します。
Switch(config)# logging buffered [size]

コマンド内容
size範囲は 4096 ~ 2147483647 バイトです。

タイムスタンプの有効化

タイムスタンプを有効化するには以下コマンドを実行します。
Switch(config)#service timestamps log uptime or service timestamps log datetime [msec ] [localtime ] [show-timezone ]

コマンド内容
uptimeログ メッセージのタイムスタンプを有効にし、システムが再起動されてからの時間を表示します。
datetimeログ メッセージのタイム スタンプを有効にします。選択したオプションに応じて、タイム スタンプには日付、ローカル タイム ゾーンを基準としたミリ秒単位の時間、およびタイム ゾーン名を含めることができます。

Syslogサーバの指定

syslogサーバにメッセージを記録するには以下コマンドを実行します。
Switch(config)# logging [host]

コマンド内容
hostsyslog サーバーとして使用するホストの名前または IP アドレスを指定します。

syslogレベルの変更

syslogを送信する際のレベルを変更します。
Switch(config)#logging [ console level | monitor level | trap level ]

コマンド内容
console levelコンソールに記録されるメッセージを制限します。
monitor level端末回線に記録されるメッセージを制限します。
trap levelsyslogサーバーに記録されるメッセージを制限します。

syslogのレベルは以下の8段階が存在します。

レベルキーワード内容
0Emergency (緊急)説明: システム全体が使用不能な状態に陥った場合に生成されるメッセージ。
特徴: 最も深刻なレベルで、即座に対処が必要。
1Alert (アラート)説明: 早急に対応が必要な状況を示すメッセージ。
特徴: 重大な障害が発生し、即座に修正が必要。
2Critical (クリティカル)説明: 重要なコンポーネントやサービスが影響を受ける重大なエラー。
特徴: システムの重要な部分に深刻な問題が発生している状態。
3Error (エラー)説明: 重大ではないが、システムの動作に支障をきたす可能性のあるエラー。
特徴: エラーによって影響を受ける部分があるが、システム全体に致命的な影響はない。
4Warning (警告)説明: すぐに問題となるわけではないが、注意を要する可能性のある状態。
特徴: 将来的に問題が発生する可能性があるため、確認や対応が推奨される。
5Notice (通知)説明: 通常の動作だが、特筆すべきイベントが発生したことを示すメッセージ。
特徴: 問題ではないが、システム管理者に通知するべき情報。
6Informational (情報)説明: システムの通常の動作に関する情報。
特徴: 重要なイベントではないが、参考のために記録される情報。
7Debug (デバッグ)説明: デバッグやトラブルシューティングのために詳細な情報を提供するメッセージ。
特徴: 通常は開発者や管理者が問題解決のために使用するレベルで、大量の情報が生成される可能性がある。

構成変更ロガーの有効

デバイスの設定に変更があった際に、その変更内容を通知し、ログに記録する機能を有効にします。これにより、設定変更が行われた際に、どのような変更がなされたかを確認でき、トラブルシューティングやセキュリティ監視のために非常に役立ちます。

アーカイブ設定モードに入ります。
Switch(config)#archive

構成変更ロガー構成モードに入ります。
Switch(config-archive)#log config

構成変更のログ記録を有効にします。
Switch(config-archive-log-cfg)#logging enable

設定ログに保持されるエントリの数を設定します。範囲は 1 ~ 1000 です。デフォルトは 100 です。
Switch(config-archive-log-cfg)#logging size entries

参考文献

Configuring System Message Logging and Smart Logging