条件付きデバッグとは
条件付きデバッグ機能によって、定義した条件に基づき、特定の機能のデバッグを有効にして取得することが出来ます。debug platform conditionコマンドを使用します。
debug platform conditionで定義できる条件は以下のようなものがあります。
| application | 特定のアプリケーションに関連するトラフィックのデバッグを行います。 |
| both | 同時にインバウンド(受信)およびアウトバウンド(送信)のトラフィックをデバッグします。 |
| egress | アウトバウンドトラフィック(送信されるトラフィック)だけをデバッグします。 |
| feature | 特定の機能に関連するトラフィックのデバッグを行います。 |
| ingress | インバウンドトラフィック(受信されるトラフィック)だけをデバッグします。 |
| interface | 特定のインターフェースに関連するトラフィックのデバッグを行います。 |
| ipv4 | 特定のIPv4アドレスに関連するトラフィックをデバッグします。 |
| ipv6 | 特定のIPv6アドレスに関連するトラフィックをデバッグします。 |
| mac | 特定のMACアドレスに関連するトラフィックをデバッグします。 |
| match | インラインACLフィルタを記述します。 |
| mpls | MPLS(Multiprotocol Label Switching)に関連するトラフィックをデバッグします。 |
パケットトレースとは
パケットトレース機能はCisco IOS-XEで提供されているトラブルシューティングの際に問題を特定するための機能です。ユーザー定義の条件に基づいてパケットごとの詳細なプロセスをキャプチャし、問題の原因を追跡するための安全な手段を提供します。
条件付きデバッグを使用してパケットトレースを取得できます。
パケットトレースの取得

パケットトレースの取得設定
RT1#debug platform condition interface gigabitEthernet 2 both
RT1#debug platform packet-trace packet 16 data-size 2048
Please remember to turn on ‘debug platform condition start’ for packet-trace to work
パケットトレースの開始
RT1#debug platform condition start
パケットトレースの終了
RT1#debug platform condition stop
パケットトレース結果の確認
show platform packet-trace statistics
パケットトレースの実行結果に基づく統計情報を表示します。

show platform packet-trace summary
パケットトレースの概要情報を表示します。

show platform packet-trace packet { num | all } [ decode ]
パケットトレースの詳細な情報を表示するために使用します。
| num | 定されたパケット番号のトレース情報が表示されます。 |
| all | すべてのパケットについてのトレース情報を表示します。 |
| decode | 指定されたパケットの詳細をデコードして表示します。 |

参考文献
Troubleshoot with the IOS-XE Datapath Packet Trace Feature
IOS-XE: Packet Trace 機能の紹介