パッシブインターフェイスとは
パッシブインターフェイス(Passive Interface) とは、ルーティングプロトコル(例えば、OSPF、EIGRP、RIPなど)で使用される設定で、そのインターフェイスを経由してルーティングプロトコルの更新パケットの送信を停止するものです。しかし、そのインターフェイスを通じて学習したルートは、ルーティングテーブルに追加されます。つまり、そのインターフェイスでは隣接ルータとルーティング情報の交換を行わないが、そのネットワークセグメントは他のインターフェイスからアドバタイズされるという動作を行います。
パッシブインターフェイスの設定
パッシブインターフェイスは特定のインターフェイスをパッシブにするか、すべてのインターフェイスをパッシブにして特定のインターフェイスだけをアクティブにする方法があります。
特定のインターフェイスをパッシブ
Router(config-router)# passive-interface interface-id
すべてのインターフェイスをパッシブにして特定のインターフェイスだけをアクティブ
Router(config-router)# passive-interface default
Router(config-router)# no passive-interface interface-id
設定例

Router2のGi0/3をパッシブインターフェイスに設定します。Gi0/3からルーティングのアドバタイズをしなくなるので、Router3はルート情報を受け取れなくなります。
Router2(config-router)#passive-interface GigabitEthernet 0/3
Router2(config-router)#
*Sep 8 11:01:20.250: %OSPF-5-ADJCHG: Process 1, Nbr 3.3.3.3 on GigabitEthernet0/3 from FULL to DOWN, Neighbor Down: Interface down or detached
Router3のOSPFルート情報を確認すると、なにも受信していないことが確認できます。
