EtherChannel PAgP LACP オプション設定

PAgP 学習方法と優先度

ネットワークデバイスは、MACアドレス学習方法に基づいて物理学習または集約ポート学習に分類されます。

  • 物理学習: 物理ポートでアドレスを学習し、そのポートに基づいて送信を指示する。
  • 集約ポート学習: 論理ポートチャネル上でアドレスを学習し、EtherChannel内の任意のポートを使用して送信する。

学習方法はリンクの両端で同じに設定する必要があります。PAgPは、異なる学習方法を自動検出できないため、物理ラーナーの場合は手動で設定する必要があります。また、負荷分散方法をソースベース分散に設定し、特定の送信元MACアドレスが常に同じ物理ポートで送信されるようにします。

さらに、グループ内の1つのポートをすべての送信用に設定し、他のポートをホットスタンバイとして使用することもできます。選択したポートがダウンした場合、未使用のポートが迅速に動作状態に切り替わります。pagp port-priorityコマンドを使用して、パケット送信用の優先ポートを設定できます。

PAgP 学習方式と優先度の設定

1.PAgP 学習方法を選択

送信ポートを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードに入ります。
Switch(config)#interface interface-id

PAgP 学習方法を選択します。(デフォルトでは、集約ポート学習 が選択されています。)
Switch(config-if)#pagp learn-method physical-port

port -channel load-balance コマンドをsrc-macに設定してください。

2.EtherChannelの優先度の設定

この優先度は、複数のリンクがEtherChannelに参加できる条件を満たしている場合に、どのリンクを優先的に使用するかを決定するために使用されます。
Switch(config-if)#pagp port-priority priority

LACP ホットスタンバイ ポートの設定

LACPを有効にすると、チャネル内の最大16ポートがLACP互換ポートとして設定されますが、同時にアクティブにできるのは8ポートだけです。残りのポートはホットスタンバイモードになり、アクティブリンクが非アクティブになると自動的に切り替わります。ユーザーはアクティブポートの最大数を指定してデフォルト設定を上書き可能で、例えば5ポートをアクティブに指定すると、残りの11ポートがホットスタンバイになります。LACPは優先度に基づいてホットスタンバイポートを決定します。優先度はシステム優先度、システムID、ポート優先度、ポート番号で決まり、数値が低いほど優先度が高くなります。このデフォルト値は変更可能です。

LACP システム優先度の設定

lacp system-priority グローバル コンフィギュレーション コマンドを使用して、LACP が有効になっているすべての EtherChannel のシステム プライオリティを設定できます 。LACP が設定されたチャネルごとにシステム プライオリティを設定することはできません。この値をデフォルトから変更すると、ソフトウェアがアクティブ リンクとスタンバイ リンクを選択する方法に影響を与えることができます。

LACP システムの優先度を設定します。
Switch(config)#lacp system-priority priority

LACP ポート優先度の設定

デフォルトでは、すべてのポートは同じポートプライオリティを使用します。ローカルシステムのシステムプライオリティとシステムIDがリモートシステムより低い場合、ポートプライオリティを変更することで、どのホットスタンバイリンクが最初にアクティブになるかを指定できます。ポート番号が小さいホットスタンバイポートが最初にアクティブになります。show etherchannel summaryコマンドを使って、ホットスタンバイモードのポートを確認できます(Hフラグで表示)。

設定するポートを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードに入ります。
Switch(config)#interface interface-id

LACP ポートの優先度を設定します。
Switch(config-if)#lacp port-priority priority

LACP ポート チャネルの最小リンク機能の設定

ポート チャネル インターフェイスがリンク アップ状態に移行するために、リンク アップ状態で EtherChannel にバンドルされている必要があるアクティブ ポートの最小数を指定できます。EtherChannel の最小リンクを使用すると、低帯域幅の LACP EtherChannel がアクティブになるのを防ぐことができます。また、ポート チャネルの最小リンクにより、必要な最小帯域幅を提供するためのアクティブ メンバー ポートが少なすぎる場合、LACP EtherChannel は非アクティブになります。

ポートチャネルのインターフェイス設定モードに入ります。チャネル番号の 範囲は 1 ~ 63 です。
Switch(config)#interface port-channel channel-number

ポート チャネル インターフェイスがリンク アップ状態に移行するために、リンク アップ状態にあり、EtherChannel にバンドルされている必要があるメンバー ポートの最小数を指定します。
Switch(config-if)#port-channel min-links min-links-number

LACP 高速レート タイマーの設定

LACP タイマー レートを変更して、LACP タイムアウトの期間を変更できます。lacp rate コマンドを使用して、LACP 対応インターフェイスで受信される LACP 制御パケットのレートを設定します。タイムアウト レートは、デフォルト レート (30 秒) から高速レート (1 秒) に変更できます。このコマンドは、LACP 対応インターフェイスでのみサポートされます。

LACP 対応インターフェイスで LACP 制御パケットを受信するレートを設定します。
Switch(config-if)#lacp rate {normal |fast }

コマンド内容
normal30秒間隔でLACPDUを送信
fast 1秒間隔でLACPDUを送信