L3 MTU

MTUとは

L2 MTU(Layer 2 MTU):

  • データリンク層(OSIモデルの第2層)でのMTUは、フレーム全体の最大サイズを定義します。これには、イーサネットヘッダー、データ、そしてFCS(Frame Check Sequence)が含まれます。
  • 一般的なイーサネットネットワークでは、L2 MTUは1500バイトが標準です。

L3 MTU(Layer 3 MTU):

  • ネットワーク層(OSIモデルの第3層)でのMTUは、IPパケットの最大サイズを定義します。これには、IPヘッダーとデータペイロードが含まれます。
  • L3 MTUは通常、L2 MTUより少し小さく設定されます。例えば、イーサネットフレームのL2 MTUが1500バイトの場合、L3 MTUは通常IPヘッダーのサイズを差し引いた1480〜1500バイト程度になります。

MTUの確認

show interfacesコマンドでIFに設定されているMTUの値を確認できます。

Pingパケットのサイズ変更

pingコマンドにdf-bitとsizeオプションを追加して実行することができます。

オプション内容
df-bitDF オプションにより、このパケットは最大伝送ユニット(MTU)の小さいセグメントを通過する必要がある場合に
フラグメント化されず、パケットをフラグメント化しようとしたデバイスからエラーメッセージを受信します。
これは、宛先までのパスでの最小 MTU を判断するのに役立ちます。
sizeping パケットのサイズ(バイト単位)。デフォルトは 100 バイトです。

実際にオプションを付与して、Pingコマンドを実行します。

1500バイトだと問題なく通信できます。

サイズを設定されているMTU値の1500を超える1501にすると通信が出来なくなります。

MTUの変更

インターフェイスコンフィギュレーションモードからip mtuコマンドでmtuを変更することが出来ます。
Device(config-if)# ip mtu mtu

コマンド内容
mtu範囲は68から1500です。
これは、標準的なイーサネットフレームの最大サイズが1518バイト(イーサネットヘッダーとFCSを含む)であり、
その中でデータ部分が1500バイトに制限されているためです。