マルチ スパニング ツリー プロトコル(MSTP)オプション設定

MSTタイマーの設定

これらのタイマーは、スパニングツリー全体のパフォーマンスに影響します。

タイマー内容
Hello timerスイッチが他のスイッチに hello メッセージをブロードキャストする頻度を制御します。
Forward-delay timerインターフェイスが転送を開始する前に、各リスニング状態と学習状態がどのくらい続くかを制御し
ます。
Maximum-age timerスイッチがインターフェースで受信したプロトコル情報を保存する時間を制御します。

ハロータイマーの設定

すべての MST インスタンスの hello タイムを設定します。hello タイムは、ルート スイッチによって生成され送信される設定メッセージ間の時間間隔です。
Switch(config)#spanning-tree mst hello-time seconds

コマンド内容
seconds範囲は 1 ~ 10 です。デフォルトは 3 です。

転送遅延時間の設定

すべての MST インスタンスの転送時間を設定します。転送遅延は、スパニング ツリーの学習状態およびリスニング状態から転送状態に変更されるまでにポートが待機する秒数です。
Switch(config)#spanning-tree mst forward-time seconds

コマンド内容
seconds範囲は 4 ~ 30 です。デフォルトは 20 です。

最大エージングタイムの設定

すべての MST インスタンスの最大エージング タイムを設定します。最大エージング タイムとは、 スイッチがスパニング ツリー設定メッセージを受信せずに再設定を試行するまで待機する秒数です。
Switch(config)#spanning-tree mst max-age seconds

コマンド内容
seconds範囲は 6 ~ 40 です。デフォルトは 20 です。

最大ホップ数の設定

BPDU が破棄され、ポートに保持されている情報が古くなるまでの、リージョン内のホップ数を指定します。
Switch(config)#spanning-tree mst max-hops hop-count

コマンド内容
hop-count範囲は 1 ~ 255 です。デフォルトは 20 です。

プリスタンダードMSTの設定

IEEE 802.1sの正式な標準化が完了する前のMSTプロトコルバージョンを使用するデバイスと接続する場合は、標準の MST スイッチのインターフェイスで以下コマンドを実行します。
Switch(config)#interface interface-id
Switch(config-if)#spanning-tree mst pre-standard

プロトコル移行プロセスの再開

パニングツリープロトコルの検出情報を削除します。これにより、そのインターフェースで新たなスパニングツリープロトコル(STP、RSTP、MSTPなど)が検出された場合、その情報が再度収集されます。
Switch#clear spanning-tree detected-protocols
Switch#clear spanning-tree detected-protocols interface interface-id