ハードリセット
BGPのハードリセットは、BGPピアとのセッションを完全に切断し、再確立する操作です。これにより、ピアからすべてのルート情報を再受信し、BGPネイバー間の全ルートを再計算します。
動作
- BGPセッションを完全にシャットダウンし、再度BGPのネゴシエーションが行われます。
- ルート情報がすべてクリアされ、ピアから再びフルルートを受信します。
- ダウンタイムが発生し、ネットワークに一時的な影響を与える可能性があります。
ソフトリセット
ソフトリセットは、BGPセッションをリセットせずに、ルート情報を再評価する方法です。これにより、ネットワークに影響を与えずにポリシー変更やフィルタリングの適用が可能です。ソフトリセットには以下の2種類があります。
- ソフトリセットインバウンド(Inbound): ピアから受信したルートに対して再評価を行います。
- ソフトリセットアウトバウンド(Outbound): 自身からピアへアドバタイズするルートに対して再評価を行います。
BPGセッションリセットのコマンド
ハードリセット
指定された接続のルーティング テーブルをリセットします。
Router#clear ip bgp {* | address | peer-group-name}
- すべての接続をリセットすることを指定するには、アスタリスク (*) を入力します。
- リセットする接続を指定するには、IP アドレスを入力します。
- ピア グループをリセットするには、ピア グループ名を入力します。
ソフトリセット
ソフト リセットを実行して、指定された接続のルーティング テーブルをリセットします。
Router#clear ip bgp {* | address | peer-group-name} soft [ in | out ]
- すべての接続をリセットすることを指定するには、アスタリスク (*) を入力します。
- リセットする接続を指定するには、IP アドレスを入力します。
- ピア グループをリセットするには、ピア グループ名を入力します。
| コマンド | 内容 |
|---|---|
| in | インバウンドのソフトリセット(ピアからのルートを再評価) |
| out | アウトバウンドのソフトリセット(自身がアドバタイズするルートを再評価) |
ソフトリコンフィグレーション
BGPルーターはピアから受信したルート情報をキャッシュに保存し、ルートポリシーの変更後に再適用が可能になります。
Router(config-router)#neighbor address soft-reconfiguration inbound
ソフトリコンフィグレーションを有効にすると、ルート情報がローカルに保存されるため、メモリ使用量が増加します。