PIM スタティック RP

PIM スタティック RPの設定

基本構文

1.IPマルチキャストルーティングの有効化

ルータでIPマルチキャストルーティングを有効にします。
Router(config)# ip multicast-routing

2.各インターフェースでPIMスパースモードを有効化

マルチキャストルーティングに参加するインターフェースでPIMスパースモードを有効にします。
Router(config)# interface interface-id
Router(config-if)# ip pim sparse-mode

3.スタティックRPの設定

ip pim rp-addressコマンドを使用してスタティックRPを設定します。全てのルータでこのコマンドを使用して、同じRPアドレスを指定します。

Router(config)#ip pim rp-address rp-address [access-list ] [override ]

コマンド内容
rp-addressRPとして使用するルータのIPアドレスを指定します。
access-listRP に静的にマッピングされるマルチキャスト グループを定義します。
override動的および静的なグループと RP のマッピングが一緒に使用され、RP アドレスが競合する場合に
静的なグループと RP のマッピング用に設定された RP アドレスが優先されるようにします。

オプション設定

スイッチが PIM ルータ クエリ メッセージを送信する 頻度を設定します 。デフォルトは 30 秒です。範囲は 1 ~ 65535 です。
Switch(config-if)#ip pim query-interval seconds

SPT(Shortest Path Tree)へのスイッチングを制御します。
Switch(config)#ip pim spt-threshold {kbps | infinity } [group-list access-list-number]

コマンド内容
kbpsトラフィックが指定した閾値(kbps)を超えると、マルチキャストトラフィックの転送経路をRP経由からSPT(送信元への最短パスツリー)に切り替えます。
infinity無限に設定することで、常にRPツリーを使用し、SPTに切り替えないようにします。
group-list access-list-number 特定のマルチキャストグループに対してSPTスイッチングを適用する場合に使用します。

設定例

Cisco機器でreceiverとしてIGMPに参加するために、ip igmp join-groupコマンドを使用しています。

設定完了後、マルチキャストアドレスにpingを実行してリプライが返ってきます。